2017-11-12

当事者がじぶんらしい生き方ができる場所とは?







ここの所編集部では、
「当事者が幸せにじぶんらしく生きる方法はなんだろう?」
と思っていた。

当事者がじぶんらしく生きられる事で、ご家族をはじめとした周りの人もじぶんらしく生きられるのではないかな、と。

そのためにはあえて  地元  にこだわらなくていいのかもと思えた。
実際健常者だと、目的や夢を求めて引っ越す方もいる。
でもしょうがいがあると、、、目的や夢を求めて引っ越したくてもなかなか難しい場合もある。






仙台で、思春期以降の発達特性に特化した放課後等デイサービスと就労移行支援を立ち上げた方のTwitterを読んでみた。
思春期以降の発達特性に特化した事業所を立ち上げた方も、特性のあるお子さんがいる親御さん。
支援学校高等部卒業後、本人らしい生き方を探し求め、仙台から遠く離れた地で今も1人暮らしを続けている。

おもい知的しょうがいがある人で1人暮らし。
もちろん、グループホームで世話人の支援を受けながら、生活保護や障害年金などいろいろな制度を活用しての生活だと思う。
本人の特性・資質を考慮してみても、岩手での生活が合わない当事者もいると思うのでじぶんの資質にあった場(田舎暮らしが合わなければ都会に移住)での1人暮らしができれば1番いいと思う。

けど実際のところどうだろう。
働いていない人、家庭を持っている人はかなり難しいのが現状ではないだろうか。実際に制度の壁もあるし、そもそも無職・障害年金のみの収入で貸してくれる所が少ない。障害年金といってもどういったしょうがいで受給しているか聞かれ、正直に発達特性と答えたら賃貸先の見学どころか相談すら一切受け付けなくなったという話もよく聞く(不動産関係は発達特性・知的しょうがいを含めた精神科領域=問題を起こす・資産価値を下げる住民という風潮が強いそうです。最も障害年金・生活保護に頼らずとも十分収入がある人はしょうがいがあることを大家に隠し通した上で住居をさがす事も十分可能ですが)。

だからこそ当事者の移住支援も今後必要な制度の1つになるのかな、とか真剣に考えていた。
どうも東北は医療や支援におけるひどい実態をよく聞きますし(個人情報になるので内容は書けませんが、本サイトが把握している限りでも、岩手はもちろん、宮城でも、青森でも、仙台ですら何件か聞いている。)、実際東北が全国的に見ても自死率がかなり高いのは雇用が少ないから、日本の中では高緯度のため季節性うつ病やその他精神疾患の発症率が高いからというよりも寧ろ最後の望みの場である医療や支援における選択肢がどこも似たり寄ったりで同じようなものしかないからだと段々思えてきた。他の地域だと各支援団体・病院ごとに色々な方針を打ち出していて中には精神薬を服用していない人でも受け入れOKなグループホームがある地域もあるくらいですが、東北の支援団体・病院は支援団体の数が地域によっては多くても、どこも似たり寄ったりなので、1度支援団体と相性が合わないということになると絶望的な状況に陥ってしまう可能性が高いのではと思えてならない。

(念のため、念を押して言っておきますが、岩手にも良い支援団体はたくさんありますし、本当に患者さんの為を思って診察をして下さる医師もたくさんいます。発達特性の相談に対応する相談機関は発達障がい者支援センター以外にも岩手にたくさん増えてきていますが、他県でよく聞くただ単に話を聴いて他の支援機関に丸投げ、ではなくてもちろん必要に応じてですがしっかりプロ意識をもって相談、問題を解決するのに支援の活用が必要な場合は、支援につなげてくださる相談支援員もたくさんいます。そして支援に繋がった結果、本人や家族が望んだ生活を実現できている方もたくさんいます)


東北には支援がない、医療機関が少ないと、嘆くのではなく、 上記の仙台の方のように、  じぶんらしく生きるための移住  がもっと主流になってもいいのになぁと思ってしまった編集部なのでした。









P.S. 逆に東北があう!という人もいますね。人もいいし、空気もおいしいし、そんな理由で。特に岩手だと放課後等デイサービス、就労移行支援ともに各地域ごとに複数の事業所がありますし、学校の方針やお子さんのしょうがいの程度によるけど支援級と通常級の行き来も希望すればできる場合が多いし、普通高校に行きたければ支援級在籍であってもお勉強教えてくれることが多いし、障害年金は2017年現在はまだ通りやすい方だしで、支援が必要な人でも選択肢に上がりますね。