2018-02-08

育てたかったのは「天才」「ギフテッド」ではなくごく当たり前の子育てだった!? ― 異才発掘プロジェクトROCKET監修者著書『育てにくい子は、挑発して伸ばす』レビュー





先日本屋さんの子育てコーナーを歩いていたら、ある一冊の本を見つけた。
それは岩手でも何度か講演会を行った事がある 異才発掘プロジェクトROCKET(→HPへ移動)  の監修者が書いた本だった。



異才発掘プロジェクトROCKETとは?

異才発掘プロジェクトROCKETは、ギフテッドといって天才的な能力を持つこどもたちの教育支援を行うことを目的にこれまで講演活動を行ってきました。ギフテッドのこどもたちの多くは繊細すぎる子や型破りな子、発達特性のこどもたちなので現在の学校教育には適応できず不登校になってしまう子が多いそうです。
…と編集部も把握していました。実は読んでみて感じたことですがこれは大きな勘違いである事がわかりました。もちろん活動目的はギフテッド教育ですが読んでみて異才発掘プロジェクトさんの見え方が少し変わりました。




育てたかったのは天才なこどもたちではなかった?
本を全部読んでみて感じたことですが、異才発掘プロジェクトの方は天才を育てたいのではなく、ごく普通のご家庭でされている子育てを薦めていきたいのだろうなぁという感想を持ちました。

こどもに発達特性があるとわかると多くの場合、『怒ったり否定的な言葉をいってはいけない』『専門家の助言や指導を受け、専門家と連携をしながら子育てを行うように』指導されます。
とってもマニュアル的で人工的ですよね。もちろん困った時に保育に詳しい専門家の方の助言をもらったりするのは親のこころの平安を保つ1つの選択肢ですが、こどもは本来保育士などの専門家ではなく、親と接したいと思うはず。特にこどもが小さいうちは。
そうした方針に共感できるのであれば、この本はお薦めできる内容と言えそうです。どんなに才能があるこどもであっても法律を犯すくらい社会性に問題があるのであれば伸ばせるものも伸ばせなくなってしまいます。

何よりタイトルを見てお察しがつきますがかなり挑発的な本です。本には発達特性の療育を批判する部分も一部あります。でもこのサイトの文章・本サイト公式Twitterのつぶやきが平気なら十分読める内容かな。




本の詳細は↓より。